劇場再開に寄せて
まずは、"小劇場エイド"をはじめとする、様々なご支援、そして、応援やねぎらいのお言葉、本当にありがとうございます。
大勢の人の「劇場を守りたい」という想いに支えられ、劇場を再開する事ができました。
ご支援、応援頂いた方々、重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
今回のコロナウイルスによる緊急事態宣言の発令で、医療関係者の皆様をはじめ、多方面の職業の方が、苦しい思いをされているかと思います。
我々、エンターテイメント業界が、踏ん張り、再開する事で、大勢の皆様に、生きる活力を与えていけたらと思っています。
また、近隣の飲食店をはじめ、それに付随する様々な業種の方々の、経済回復の一端を担えたらと願うばかりです。
さて、私は、特に小劇場というジャンルは、「表現者あっての劇場」だと考えています。
何かを表現したい人が自由に表現できる場所であり、それに魅せられた人々が集う場所では無いでしょうか。
今回、劇場の経営は本当に厳しい局面に立たされました。
コフレリオ新宿シアターはまだ若く、立地的な面、設備的な面でも、相場より大きめの維持費がかかる劇場の為、最悪のシナリオも想定しました。
しかし、それと同じく、劇団さん、スタッフさん、演者さん、お客様もまた、まだまだ大きな不安を抱えている事と思います。
劇場を再開するにあたり、ご来場頂くお客様の安全面を、第一に考えるのは当然の事。それに加えて、
コフレリオ新宿シアターでは、表現者の皆様を支えていくための方法を模索していきたいと考えています。
まずは、2021年の利用料金を値下げしました。そして、配信ニーズの増加を踏まえ、安定したインターネット配信設備を強化しました。
また、空気清浄機の増設や、飛沫ガード等も導入して、お客様をお迎えしたいと思っております。
公演は激減してしまいましたが、それでも、この劇場をご利用頂く表現者の皆様に、寄り添い、力になりたい。
そして一緒にまた、ご来場頂くお客様に、笑顔になって頂きたい。
これからは、劇場が、劇団さんの、そしてお客様の力になる番です。
今後とも、コフレリオ新宿シアターを、そして、この場所で輝く表現者の皆様を、応援、よろしくお願いいたします。
総支配人 山口喬司
新型コロナウイルスの対応について
○動員について
東京都から発表されるロードマップの状況に応じて、利用団体様と協議の上、
可能な限り、密度を緩和した客席の配置を行います。
詳しい配置や席数については、上演内容も視野に入れ、利用団体様と協議いたします。
○空間除菌について
客席、楽屋に大型の空気清浄機を導入設置いたしました。
また、上演中、可能な限り「換気扇」を稼働させるよう指導を行います。ご理解ご了承お願いします。
次亜塩素酸の噴霧は人体に悪影響を及ぼす可能性がある為、行いません。
○受付について
飛沫感染を防ぐため、劇場にて、アクリル製の飛沫ガードプレートを用意し、
利用団体様へご利用頂くよう指導いたします。
また、受付スタッフとの接触を極力避けるため、できるだけ、当日精算では無く、
事前に前売り券をご購入頂くなどしてご来場頂けると助かります。
○手の消毒について
受付に消毒アルコールを設置いたします。是非ご利用下さい。
(劇場にて用意がございます。)
○検温・マスクについて
ご入場時に非接触式の体温計にて体温を測定させて頂きます。
ご観劇の際には、マスクの着用をお願いいたします。
体調のすぐれない方は、ご来場を控えて頂き、医療機関へのご相談をお願いします。
○その他
上演中、劇場の場内、受付スタッフは、利用団体様にて管理運用されております。
劇場からの指導や相談を随時行っておりますが、客席設置の最終的な判断や、
受付スタッフの対応等については、利用団体様の裁量になります。
ご来場に際しご不明な点ございましたら、まずは利用団体様までお問い合わせお願いします。
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